デイサービス・てまりの理念は「よく生きること」。その人が今、楽しいこと、今、できることをそれぞれ行って充実した時間を過ごして頂きたい。 「あ~、
楽しかった!」とご自宅に帰る1日。そんな1日、1日を積み重ねたら「良い人生だった」「楽しい日々だった」と思って頂けるのではないか・・・と願ってい
ます。 【ページ参照】
ご利用者の声
認知症介護の雑観
1.初めに
妻(77歳)が、この2022年7月に「特別養護老人ホーム」に入所となり、これまでの経緯をまとめてみました。
2.家庭環境
通信機器メーカーに勤務していて、事業所が異なるグループで保養所を利用している時に知り合い、私が28歳、妻が23歳で結婚し、東京都町田市の公団で の生活が始まり、長女の幼稚園入園を契機に久喜市に移り住む事になりました。その間の家庭のやりくりが大変であり妻には苦労をかけました。
妻は体を動かすことが好きで、バレーボール、ソフトボール、ヨガ及び家庭花壇が趣味です。
3.脳ドック受診
2014年、10月に本人の申告により物忘れ、思いだせない事が多くあるので「脳ドック」の受診意向があり、受診したがその時は異常が無しの診断であった。
その後2016年1月に再度「脳ドック」を受診した結果、軽度の認知症ありの結果で3ヶ月毎の通院でアリセプトロ錠、レクサビ錠の投薬が始まりました。
本人は買い物は自転車で近隣のスーパー等に煩雑に通っていて2018年8月頃に鷲宮町のスーパーに行くが、路がわからず帰ってくることがあった、その 後、同じくスーパーに行く予定で家を出たが、たどり着けず久喜市警察署にたどり着き、警察署から家に電話があり迎えに行った。
その後は、買い物は私が自動車で同行し、買い物は妻が行い、それ以外に何ら問題点は感じられなかった。
4. 病状の進行
2018年10月に腰に違和感があり整形外科病院を受診の結果「骨粗鬆症」で入院し、ベッドで安静にし1ヶ月半で退院した。
しかし、症状は良くならず、転院。かなり人気の高い病院で手術まで3ヶ月待って「腰椎圧迫骨折」手術を行い、チタンボルト8本を入れた手術・療法にて約1ヶ月間で退院でき、その後、経過観察で1ヶ月毎、約1年間通院が続き完治した。
入院するまでは、家事は全て妻が行っていた。しかし、入院期間2018.10月~2019.4月迄の6ヶ月間、その後の通院・療養もあり、家事は全て夫の私が行うことになった。
5.ケアマネジャー(2019.04~2022.07)
病院退院前に病院からの紹介で福祉用具会社からの紹介があり「介護ベッド」、「玄関手すり」等のレンタル契約を行った。
また病院側から久喜市社会福祉協議会でケアマネジャーの紹介をして頂くようにとのアドバイスを元に社協を尋ねたケアマネジャーの紹介を得た。
まもなく(2020.04)、要介護度1の認定を受ける。
6.介護の始まり
6.1デイサービス(2018.08~2022.07)
介護度1の認定を受けて通所介護書の紹介を3ヶ所程頂き、ホームページで確認・所内の見学及びケアマネジャーのご意見を参考に認知症対応型通所介護支援事業所の(有)てまりにが厄介になることを決めさせて頂きました。
「認知症対応」「職員のきめ細やかな介助」、それにも増して午後の時間に近隣の「公園・史跡等へのドライブ・探索」「デイサービス通信(写真添付)」があり、何よりも本人がデイサービスを拒否せず、喜んで通っている事でした。
デイサービスは週に1日(2020.8~11)から始まり、週に2日(2020.11~2021.4)、週3日(2021.5~2022.4)週4日(2022.5~2022.7)、まで、だんだん日数を増やして通所介護を受けさせて頂きました。
通所介護に通い始めた頃は、通常のパンツを着用して通所していましたが、徐々に漏らす事があり、デイからの指導のもと、パンツにパット挿入、それから暫くして紙パンツ、間もなく紙パンツ+パットとなりました。
アルツハイマー型認知症の進行で(2021.9頃から)右脳の萎縮により左側手足が次第に不自由になり、歩行困難で手引き歩行での生活になり、急いで廊下・浴槽・トイレ等10ヶ所に手摺を取り付ける。
食事中にどのように食べれば良いのかわからない?刺身を醤油・わさび無しで口に入れる、隣人の皿から取って食べる等々が頻繁に起こるようになった。
目を話している時に、ソファーからベッドに自分で移動し転倒することが多くなり、左手首骨折(2022.5)、ギブス治療 また、リビングの窓ガラスサッシ破損等もありました。
6.2訪問リハビリテーション(2021.11~2022.7)
ケアマネジャーの勧めで訪問リハビリを開始、医師の診断(3ヶ月毎)、理学療法士(週1.40分間)柔軟体操・歩行訓練を行った。
6.3要介護度からの見方
認知症が始まり、「腰椎圧迫骨折」で家事ができなかった頃から、急速に認知症が進んでいくのが手にとるようにわかる状況であった。
要介護度1、要介護度2まではそれ程大変なことはなく、散歩も日常生活の中で定期的に行うことが出来ました。
しかし、要介護度が2から4に急変し、言うことも伝わらず、歩行も困難で手引歩行になる頃が介護の大変さが身に染みるようになった。
特に排泄の世話が大変で、その時は怒ることが多かった。怒った後に何であんなに怒ったのかと自己嫌悪になる事が度々あった。
病気なのだから、そんなに怒らないでやれないのかと、自分を戒める事が多々ありました。
認知症とは、看護に係る書籍も多少読ませても頂きました。
7.施設を考慮
排泄の管理がきっちり出来なくとも家庭内での介護は可能、歩行困難でも、手引歩行が可能であれば・・・・・と考えていたが、そのうち、徐々に手引歩行も 困難になり、要介護度4の判定になった頃に、嫁いでいる娘達とも相談して、これから先の事を考えて、施設にお世話になる事を選択した。
事前に該当施設に案内書を請求して「グループホーム」5ヶ所及び「特別養護老人ホーム」5ヶ所を見学したが、コロナ禍で施設の詳細な見学もままならず、応接室での資料の説明を聞くのみでの判断が必要になった。
7.1グループホーム(認知症対応型共同生活介護、久喜市内在住者特定あり)
「グループホーム」5ヶ所を見学させて頂きました。いずれも全室個室のユニット型共有設備(居室、居間・食堂、トイレ・浴室、台所等)を7名~10名単位生活する。
生活に必要なものは、全て持ち込みが必要である。
すぐに入居可能な所から、半年ほど待たなけれんばならないところまで幅があった。
利用者金額は、要介護度・利用者負担割合で決まり、おおよそ要介護度4、負担割合1割で\160.000~200.000円/1ヶ月・程の利用料金であった。
7.2特別養護老人ホーム(全国どこの施設でも申込可能)
近隣を含めて、9ヵ所から案内書を取り寄せ、、市内5ヶ所のユニット型個室を対象に見学させて頂き入居申し込みをしました。
利用者金額は、要介護度・利用者負担割合で決まり、おおよそ要介護度4、負担割合1割で\140.000~180.000円/1ヶ月・程の利用料金であった。
ここも、何処もかなりの待機期間を覚悟して待っていたが、3ヶ月経過後に短期入所可能の報があり、妻に短期入所を勧めたが嫌と言われた。再度施設から、見学を勧められそれにのってみた結果、妻が入っても良いとの返答で2022.7.11に短期入所しました。
その後、7月28日から本入所の手続きが完了しました。
本入所手続きと病院通院時に会い、施設に慣れた様子で一安心している。
8.今、認知症を介護している方へ
介護する側としては、大変な労力・負担を感ずるが、それ以上に妻は介護を受けている事に申し訳無いと感じている。
私はケアマネジャー、施設の相談口窓口にあまり相談をしなかったが、今振り返ってみるともっともっと色々な場面で相談していれば、介護を受ける妻も、もう少し楽な場面もあったのかと反省の思いもありますので、相談窓口の利用をお勧め致します。
母が、てまりデイに通いだしてから1年が過ぎ、
少し、てまりに決めた理由を書きたいと思います。
認知症と診断されたのは、昨年(平成30年)の4月末の事です。
母は、それまで市で行っているいきいきデイサービスに5年通っていました。
(介護保険を利用してない事が条件です)
母は、いきいきデイサービスにまだ行きたいと何度もお願いしてきました。そこで
オレンジカフェにお話を聞きに行き、てまりの所長さんに出会いました。色々考えた結果、
介護保険を利用する事にしました。
そこからデイサービス探しが始まり、大きい所から小さい所まで7つほど見学に行きました。
私がデイサービスに求めた事は、一つだけで母が楽しんで笑ってくれる所それだけでした。
7つのうち2つ体験に行き、母にどうする?他も体験に行く?と聞くと即答で、てまりがいい、
てまりに行きたい、と笑顔で言ってくれました。キレイで設備が整っている所がほとんどでした。
てまりは、お世辞にも設備が整っていると言えません、でも見学に行って、利用者さんを見た時、
とても良い笑顔をしていて、笑ってない人でも楽しいんだろうな、居心地良いんだろうな、という
雰囲気が短い時間でも伝わってきました。私の中では、ここだな!母も気に入るだろうなと
思いました。
もし、デイサービスを探している方は、見学に行くと雰囲気がすぐ分かると思います。
母は、熱をだした時休んだだけで、てまりは、休みたくないと言い、今も元気に笑顔で通って
います。所長さんをはじめスタッフの皆さん他の利用者さんには、とても感謝しています。
少し長くなりましたが、以上です。
追伸
誕生日にスタッフさん利用者さんにお祝いしてもらい、素敵な似顔絵(可愛らしい)を頂きました。
母、大満足の笑顔でした。またまた感謝です。
利用者様 息子様
これからデイサービ
スを検討されている方へ参考になればと思い、“てまり”の利用者として、
感想を述べさせていただきます。
母が認知症になり、日中が不安だったためデイサービスを使おうと思いケアマネさんに相談
したとこ
ろ、
「認知症なら“てまり”がいいですよ。」とおすすめされました。
“てまり”は認知症対応型通所介護だと
いうことです。
デイサービスは初めてなので、何件か見学に
行ったのですが、他のデイサービスは本当に
施設みたいな感じの所で学校のプログラムみたいな事を、職員1人で4~5人を見ていました。
“てまり”は、はっきり言って普通の家でした。
テーマは有るものの利用者のやりたい事を優先に、
職員1人で1~2人を見てくれています。
先ほど“てまり”は普通の家だと言いましたが、それが母には良かったようで、
知り合いの家に遊びに行
くように、楽しそうに通っています。
家に帰ってくると、歌やら踊りやら手振り身振りで明るく楽しそうに笑っています。
(そのうち疲れてすぐ寝ちゃうんです
が。)
“てまり”でどの様子なのか、カメラを頼んで写真を写してもらうんですが、
どれもふざけて
楽しそうに笑っている写真ばかりでした。
母の要介護3が要介護5に上がった後も変わ
らずに見てくれて、
ある日の朝、母の機嫌が難しくてなかなか起きてくれずに布団から出ない時があり、
お迎えの時間になっても起きずに今日は休もうかと思っ
ていたら
「大丈夫ですよ」と手伝ってくれて母に一言
「おはようございます、一緒に行こうか。」
それ
だけで母は起き上がり「あとは任せてください」と
パジャマのままの母を連れて行ってくれた事もありました。
他にも書ききれないくらい、色々なエピソー
ドがあるのですが、
今改めて思うのは“てまり”に頼んで良かったという事です。
この感想がこれからの参考にしていただければ幸いです。
利用者ご家族匿名希望様
父は、アルツハイマー病で日中色々な施設で介護して頂きましたが、
てまりは他の施設と違って少人数で他の施設では
出来ない目の行き届く介護をして頂きました。
近くを散歩したり、
色々な所に車で連れて
行ってもらったり。
家族でも出来なかった事を沢山していただき、
父も幸せな笑顔で溢れていました。
一年半前に他界致しましたが、通夜の席にも出席頂いたのは、
てまりだけでした。
通夜の際に、てまりに作って頂いた笑顔溢れる写真のファイルを掲示し、
親類にも見ていただきました。
てまりのスタッフの方には、とても感謝しています。
金子様 娘様
93才の母ですけど、大きい施設が苦手で
ケアマネにてまりさんという施設があると紹介されて7年くらいになります。
いまでも頑張って行ってくれています。
所長はじめ、職員の皆様が大変いい人で、母も喜んでいます。
自分も助かっています。 清水様ご家族様
てまりさんに通い始めて2年が経ちました。
皆さんにとてもよく面倒をみていただき、義母も休むことなくデイサービスに行っていました。
本当に良く気にかけていただき、毎回楽しみにしていました。
何より一緒に何かをするというものではなく、気軽にお茶を飲んでおしゃべりをする。
さらに毎回、外出させていただきました。
これは家族にはできないことです。
義母は家ではあまり話さない人でしたから、職員の皆様に聞いて、
状況が分かるというものでした。
てまりさんに通い始めて、あまりデイサービスが好きではなかった義母も、
前より明らかに顔色や気分が良くなったように思え、
義母も嬉しかったのだろうと思います。
帰りに当日の写真まで持ち帰り、その日の様子が手に取るように分かりました。
経験豊富なスタッフの皆様が本当に優しく親切にお世話をして下さり、
ありがとうございました。
てまりさんに長いことお世話になっていた義母ですが、認知が進み、
一人でデイサービスに行くのが難しくなりました。
危険を伴うこともあり、この度、特養ホームに入所することになりました。
お陰様で、施設でお世話して頂けるようなので、義母も、
私たちも一安心して日常が少しずつ落ち浮いて参りました。
長い間、ありがとうございました。 y様ご家族様